QUOカード(クオカード)とは
クオカード(QUOカード)は、株式会社クオカードが発行するプリペイドカードです。主にコンビニエンスストアや書店などで利用することができます。クオカードはスタンダードなデザインだけでなく、オリジナルの写真や名入れカードなども注文できるため、企業のプレゼント(景品)などにも利用されています。クオカードの有効期限は裏面に記載がなければ無期限、クオカードの残高はカード左下部分に空いた穴の位置とレシートで確認で確認することができます。
コンビニで購入したクオカードは金券ショップで売れない
クオカードにはいくつかの種類があります。詳しくは「QUOカード(クオカード)の種類」にて解説していますが、覚えておいてほしいのは、コンビニで購入できる「店舗発行カード」という種類のカードです。このカードは、コンビニのレジで発券処理(磁気情報の書込)をしてはじめて利用できるカードなので、未購入の状態では利用できません。見た目だけでは、カードの有効性が確認できないので、ほとんどの金券ショップが買取をしていないのが現状です。ネットオークション、フリマアプリなどでの取引も難しいと認識しておきましょう。
QUOカード(クオカード)の裏面
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QUOカード(クオカード)の裏側には、注意事項、利用可能金額、QUOカードの種類、などが明記されています。ご利用可能範囲については、コンビニ発行のカードは購入店舗に関係性の高いお店が表示されるようです。
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目次
人気記事:セブンイレブンでQUOカードを購入してポイントを獲得する方法
QUOカード(クオカード)の基本情報
QUOカード(クオカード)の基本情報一覧
発行元
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株式会社クオカード | |
利用場所
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クオカード加盟店 | |
金額
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300円、460円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円 | |
ネット購入
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◯ | |
買取相場
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◎高い ※買取相場は「◎高い 90%~98%」→「◯普通 85%~90%」→「△いまいち 70%~85%」→「- 買取不可・不明など」を目安にして表記しています。 | |
使えるお店
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ご利用可能店舗一覧 |
釣り銭(おつり)
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チャージ |
有効期限
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カード裏面に有効期限の明記がなければ無期限。 |
公式サイト
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QUOカード(クオカード) |
QUOカード(クオカード)の有効期限
カード裏面に有効期限の記載がなければ無期限です。個人的にコンビニ、書店などで何度も購入していますが、有効期限つきのカードは一度もみたことがありません。有効期限が設定されている場合には、カード裏面に必ず記載されているとのことです。ちなみに、有効期限つきのカードについては、ほぼ金券ショップなどでも買取不可としている店舗が多いようです。
QUOカード(クオカード)の残高確認方法
クオカードに穴の位置で残高を確認することができます。穴は各数字の間に一つあいていきます、下の画像の場合には20-30の間に穴が開いているので残高は2,000円~3,000円、最終的に0の横に穴が開くと残高0円で使い切った状態となります。
更に細かく残高は、レシートの最期の部分に印字されています。セブン-イレブンの場合には「クオカード残高」、ローソンの場合には「プリペイド残高」として印字されています。その他のコンビニでも同様に印字されます。
QUOカード(クオカード)の種類
1)店舗発行カードの特徴
裏面にある管理番号が0から始まるカード
店舗発行カードとは、コンビニで販売しているクオカードのことです。このカードはレジで支払いをした際に、発券処理(磁気情報の書込み)をしてはじめてカードが利用できる状態になります。見た目だけでは有効化の状況が確認できないため、このタイプのカードは、一般的に金券ショップなどではほぼ買取をしてくれません。このタイプのカードは、ネット通販・ネットオークションなどで購入するのはおすすめできません。
上の写真はセブン-イレブンで購入した3,000円のクオカードです。店舗発行カードは管理番号が「0」から始まるものが多いのが特徴です。裏面には「店舗発券カード」という記載もあるので合わせて確認してみてください。
2)フリーデザインカードの特徴
裏面にある管理番号がGFWから始まるカード
写真やイラストなどがデザインされたカードです。スポンサー広告(広告入りカード)の入ったものや、懸賞などで抽選により無料でプレゼントされるのもこちらのタイプです。一部、アイドルや人気キャラクターの入った限定品などは、ネットオークションなどで高額取引されている場合もあります。このカードは、すでに利用できる状態なので、金券ショップなどで買取対象になります。
上記は某書店にて購入したクオカードです。フリーデザインカードの管理番号は「GFW」から始まるものが多いようです。裏面には「フリーデザインカード」という記載もあるので合わせて確認してみてください。
3)スタンダードデザイン/ギフトカードの特徴
裏面にある管理番号がGFSから始まるカード
最期はスタンダードなデザインのカードです。こちらのカードも店頭発行カードのように発券処理が必要ないので、金券ショップなどで買取対象になります。フリーデザインカードよりも高額で取引がされるケースが多いようです。
上記はインターネットの公式通販サイトから購入したクオカードです。スタンダードデザインの管理番号は「GFS」から始まるものが多いようです。裏面には「スタンダード/ギフトカード」または「ギフトカード」とだけ記載されています。
QUOカード(クオカード)の購入方法・購入場所
1)インターネットで購入する
QUOカードをインターネット上で購入できるのは下記のとおり。
- 公式通販サイト
- クオ・ギフトショップ
- 券種:300円、460円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円。※300円、460円券はインターネット・通信販売のみ購入可能。
- デザイン:スタンダードなデザイン以外に、名入れのできるクオカード「レディメイドカード」、好きな写真で作れるカード「ハッピーメイドカード」、完全オーダーメイドの「オリジナルカード」なども別途追加料金で注文できます。
- 送料:送付先1件につき、本州・四国600円、九州・北海道800円、沖縄1,200円。
- 支払方法:銀行振込(事前入金)のみです。
- 定番金券ショップ
- 金券ねっと・・・国内最大級のインターネットの金券ショップ。クレジットカード決済可能。即日発送。他にも多数の商品券を取り揃える。
- ショッピングモール
- Yahoo!ショッピング・・・Tポイントで購入可能・クレジットカード不可。
- 楽天市場・・・楽天ポイントで購入可能・クレジットカード不可。
2)コンビニで購入する
街のコンビニでもクオカードは購入できます。コンビニで販売されているクオカードは、レジで購入した際に有効化したのち、はじめて利用できる「店舗発行カード」です。各チェーン店ごとに取り扱う券種の金額が異なりますので、下記表を参考に目的の券種が販売されているコンビニを確認してみてください。
セブン-イレブン
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3,000円券、5,000円券 |
ローソン
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500円券、1,000円券、3,000円券、5,000円券、10,000円券 |
ファミリーマート
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500円券、1,000円券、2,000円券、3,000円券、5,000円券、10,000円券 |
サークルKサンクス
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500円券、1,000円券、3,000円券、5,000円券、10,000円券 |
ポプラ・生活彩家・くらしハウス・スリーエイト
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3,000円券、5,000円券、10,000円券 |
※一部店舗は在庫切れなどで取扱が無い場合もあります。 |
コンビニで販売されているクオカードの3つの特徴
覚えておくとちょっと得する3つの特徴をご紹介。
特徴その1.
コンビニ限定!5,000円以上のクオカードにはボーナスがついている
上記写真はセブン-イレブンで販売されている1万円で購入できるクオカードです。利用金額は購入金額よりも多い10,180円となっています。5000円券も同様に増額された5,070円分の買物に利用できます。このような特典があるのは、コンビニで販売されているクオカード限定のようです。5,000円券以上を購入するのであれば、コンビニでの購入がお得ですね。
コンビニ発行の券種まとめ
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券種
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販売価格
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利用可能額
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500円
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530円
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500円(30円損)
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1,000円
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1040円
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1,000円(30円損)
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2,000円
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2,000円
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2,000円
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3,000円
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3,000円
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3,000円
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5,000円
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5,000円
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5,070円(70円得)
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10,180円
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10,000円
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10,180円(180円得)
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特徴その2.
コンビニで購入すると専用封筒がついてくる可能性が高い
クオカードをコンビニで購入した場合には、一枚につき最大一枚の封筒をつけてくれます。上記写真は実際にセブン-イレブン、ローソンで購入した際についてきた封筒。コンビニ以外の書店などでも購入した経験がありますが、封筒をつけてくれない店舗もあったので、贈り物としてクオカードを購入する際にはコンビニがおすすめです。
特徴その3.
セブン-イレブンでは電子マネー(nanaco)でも購入できる
セブン-イレブンでクオカードを購入する際には、電子マネーのnanacoで支払うこともできます。実際にnanacoでクオカード1万円券を購入した際のレシートは下記の写真です。
ただし、店舗によっては購入できないと断られてしまうケースもあります。実際に私も一店舗目では断られて、二店舗目で普通に購入することができました。ちなみに、電子マネーEdyも同じように試してみましたが、レジ打ちの際にエラーが出てしまうようで購入できませんでした。各種ポイントカード(楽天カード、dポイント)なども購入できません。
まとめると
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電子マネーでのクオカードの購入について
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nanaco
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購入可能。※ただし、一部店舗で断れる場合もある。 |
楽天Edy
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購入できません。 |
ポイントでのクオカード購入について
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楽天ポイント
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楽天ポイントはクオカードの購入には利用できません。 |
dポイント
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dポイントはクオカードの購入には利用できません。 |
3)コンビニ以外で街で購入できる店舗(書店・ガソリンスタンドなど)
上記コンビニ以外では、全国の書店、ガソリンスタンドの一部などでも販売しています。公式サイトの情報をもとにまとめると下記の通り。
書店
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ジュンク堂書店、MARUZEN、啓文堂書店、ブックファースト、 有隣堂、 勝木書店、北国書林、きくざわ書店、 大垣書店、戸田書店、啓林堂書店、リブロ、よむよむ、明文堂書店、文教堂、キャップ書店、久美堂、豊川堂、アミーゴ書店、アバンティブックセンター、多田屋、ヤマト屋書店、 うつのみや、MEDIA PARK MIDORI、ブックスなにわ、明屋書店、笠原書店、富士書房、木下書店、積文館書店、成田本店、よしのや本間、金龍堂、文真堂書店、ヒバリヤ書店、金高堂書店、谷島屋、BOOKアマノ、Books Kiosk bookstudio、天一書房、吉見書店、本の森セルバ、蔦屋書店 TSUTAYAなど。 |
ガソリン
スタンド |
ENEOS、JA-SS |
※一部店舗では販売していません。 |
- 上記以外は「販売窓口・店舗検索」にてご確認ください。
4)FAXで注文する(通信販売)
クオカードは、FAXでも注文することが出来ます。券種、送料、支払方法などは、インターネットでの通信販売と共通です。クオカード到着までは2日~2週間程度掛かるとのことです。
QUOカード(クオカード)の使い方と使える場所(使い道)
QUOカード(クオカード)を使える場所
クオカードの封筒裏に記載さいされている加盟店をもとにまとめると下記の通り。主な利用場所は「コンビニ」「書店」あたりですね、それ以外の買物で使える加盟店は少ないという印象を受けました。
QUOカード(クオカード)で購入できないもの
クオカードでタバコは購入できません!
クオカードには購入できないものが定められています。
クオカードの利用規約第3条(カードのご利用)1項目より転載。
ただし、公共料金、プリカ、印紙、切手、タバコ、チケットその他発行元又は取扱店がカードのご利用ができないものとして指定した商品等の代金のお支払いにはご利用いただけません。
QUOカード(クオカード)が使えるコンビニ
セブンイレブン |
◯
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ファミリーマート |
◯
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ローソン |
◯
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サークルKサンクス |
◯
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ミニストップ |
☓
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デイリーヤマザキ |
☓
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スリーエフ |
◯
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ポプラ |
◯
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※店舗により取扱が異なりますので、利用の際には店舗にてご確認ください。また、記載のないコンビニでも対応している可能性もございます。